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来年 家康400回忌の日光東照宮で式年大祭、春夏秋 盛大に  [イベント]

下野新聞

徳川家康の400年回忌を来年に控え、家康を祀る日光東照宮は
「400年式年大祭」の骨子を固めた。

来年 春、夏、秋に盛大な祭儀を執行し、家康の遺徳をたたえる。
来春オープンの「新宝物館」では、イギリスから里帰りする
2代将軍・秀忠の甲冑を期間限定で展示する。
さらに節目の年を盛り上げる複数の記念イベントも検討している。

 中核の式年大祭は、5月17日。徳川宗家18代当主や徳川御三家の当主らが参列する。
昇殿後、宮司による祝詞が奏上され、天皇からの幣帛料(貨幣)を奉献する祭儀も執り行う。
その後、疾走する馬上から的を射抜く「流鏑馬」神事が繰り広げられる。

 続いて東照宮の神がみこし3基に分乗して日光二荒山神社に出向く「宵成祭」。
みこしから神霊を二荒山神社本殿に遷す儀式を経て、両神社の神たちがともに一夜を過ごす。

 翌18日は絢爛豪華な武者絵巻「千人武者行列」だ。
みこしやよろい武者らが二荒山神社境内を出発。
家康が久能山(静岡)から日光に改葬された際の行列を再現する。
19日も奉賛者らが参列する「奉祝大祭」を行う。

 夏季の8月は、武道の神賑行事が予定されている。
「海道一の弓取り」とも称された家康の神威高揚を図ることが狙い。
例年の剣道に加え、柔道、弓道の大会が開かれる。

 秋季は10月15日から始まり、16日に流鏑馬神事、17日の武者行列と続く。
17、18の両日に「奉祝大祭」を行う。同時期に世界各国の騎士が参加する
「流鏑馬」の国際大会も開催される。

 稲葉尚正権宮司(45)は「式年大祭にふさわしい内容の祭典や事業にしたい。
ぜひ『日光詣で』をして、家康公が成し遂げた偉業に思いをはせてほしい」と話している。

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